BTCデジタル(BTC Digital Ltd.)の株価は月曜日、急騰した。ナスダック上場の同社が、ジョージア州に建設する10メガワットの仮想通貨マイニング施設について、建設が完了し、稼働準備に近づいていると発表したことを受け、寄り付き前の取引で50%超上昇し、午前の取引では2026年の高値となる最大120%高まで上昇した。経営陣は、電力網への接続と稼働前作業を条件に、高性能マイニング機器を収容してデジタル資産のマイニングを開始できる状態が、おおむね2カ月以内に整うと見込んでいる。施設は全面稼働時に最大約90万TH/s、すなわち約0.9EH/sの処理能力を備える設計で、ハッシュレートが約900EH/sのビットコインネットワークの約0.1%に相当する。機器は市場環境に応じて段階的に導入される予定である。このプロジェクトは、仮想通貨マイニングとAI・高性能コンピューティング(HPC)インフラの拡張を組み合わせるBTCTのデュアルエンジン戦略の中核を成す。同社はこれまで、同施設でAI向け容量を5メガワットから最大25メガワットへ段階的に拡大する計画を示しており、6月には約700万ドルの機関投資家向け資金調達も実施した。今回の動きはデジタル資産市場全体の上昇と重なった。ビットコインは、先週のホワイトハウス暗号資産サミットを受け、約7万8500ドルから7万9000ドル超で取引されていたほか、テラウルフによるケンタッキー州での大型電力契約など、関連セクターでも事業拡大が進んでいる。