NANOニュークリア・エナジーとTillman Global Holdingsは8月24日、2030年代半ばまでにTillmanが将来米国で展開する人工知能データセンター・キャンパス向けに、2ギガワット超の先進原子力発電容量を評価、認可取得、開発するための拘束力のない商業戦略枠組みを締結したと発表した。発電容量は2040年までに6ギガワットへ拡大する目標である。この枠組みでは、NANOの電気出力15メガワットのKRONOS MMRマイクロリアクターを、Tillmanが優先する原子力エネルギーソリューションに指定しているが、いずれの企業にも原子炉の購入、建設、導入を義務付けるものではない。これらの目標は、最終契約の締結と規制当局の承認を前提としている。NANOが受け取る可能性のある対価には、当初の500万ドル相当の譲渡制限付き株式の付与と、NANO株最大1億ドル相当の新株予約権が含まれる。これらは主に、拘束力のある原子炉購入契約の締結を条件とする。KRONOS MMRは現在も、米原子力規制委員会(NRC)の建設許可申請前段階にある。今回の取り決めにより、NANOは潜在的な顧客候補のパイプラインと、2013年の設立以来、約160億ドルの資本を集めてきた提携先を得ることになる。NANOはこれに先立ち、Supermicroと現地設置型マイクロリアクターに関する覚書を締結している。