ビットコインは3カ月ぶりの高値となる8万1200ドル超に達した後、7万9000ドルを下回り、週間で約23~24%上昇した。この上昇率は、週間のドルベースの上昇幅として過去最大とされている。上昇の背景には、過去最高水準となったショート清算、米財務省による国債買い戻しの拡大、ドル安、現物ビットコインETFへの需要回復があった。米国の現物ビットコインETFは8月17日から8月25日まで7営業日連続で資金流入を記録し、純流入額は合計25億6970万ドルに達した。ただし、直近の3億1430万ドルの流入の約90.5%をブラックロックのIBITが占めており、強い需要を示すシグナルは一部に集中している。PCEインフレ指標、第2四半期GDP改定値、7月の耐久財受注は、8月26日午前8時30分(米東部時間)に同時発表される予定で、直ちにマクロ経済面での試金石となる。投資家はNVIDIAの決算と、ジャクソンホールで示される米連邦準備制度のシグナルも待っている。インフレ率が予想を上回る、または成長が強まる一方で利回りが上昇しドル高が進めば、ビットコインに圧力がかかる可能性がある。