フランスの主力ジャガイモ作は、異常な高温と乾燥した天候を受け、前年から23%、約200万トン減少する見通しだと、生産者団体のUNPTが発表した。食用ジャガイモの平均収量は1ヘクタール当たり37.4トンと見込まれ、2025年から14%減少し、2022年に次いで過去30年間で2番目に低い水準となる。減少の背景には、前年に欧州で供給が潤沢だったことを受けた作付面積の10%減少がある。暑さと干ばつはジャガイモのサイズや品質も低下させる可能性があり、UNPTはフライドポテトメーカーを含む加工業者に対し、契約条件の緩和を要請した。欧州連合(EU)の作況モニターは、域内の2026年のジャガイモ収量を1ヘクタール当たり34.6トンと予測しており、過去5年平均を6%下回る。これに先立つ報道では、フランスの予想収量を1ヘクタール当たり約34.5トン、損失の可能性を約4億ユーロ、または約4億6600万ドルとしていたが、異なる推計値は整理されていない。フランス政府は支援策を提案しており、8月27日の知事会議後に支援の決定が見込まれている。一方、小売業者は農産物の規格を緩和し、フランス産商品の取り扱いを優先することで支援を申し出ている。