オーストラリアのデータセンター電力需要、2035~36年度までに約7倍に増加する見通し

オーストラリアのデータセンターによる電力消費量は、2025~26年度の約5テラワット時から2035~36年度には34テラワット時に増加し、国立電力市場(NEM)の需要に占める割合は3%から13%に上昇すると予測されている。オーストラリア・エネルギー市場運営機関(AEMO)が明らかにした。今回の予測には、建設が提案されているクイーンズランド州の一部施設が含まれておらず、提案されている再生可能エネルギー要件もモデル化されていない。需要急増の背景には、オーストラリアがデータセンター建設を誘致していることがあり、オーストラリア・コモンウェルス銀行はその投資額が2030年までに1500億豪ドルに達する可能性があると試算している。一方、同国では老朽化した石炭・ガス発電設備が廃止されている。AEMOは、2025~26年度に発電・蓄電容量9.1GWがフル出力に達することに支えられ、2030年までに供給信頼度上の不足はないと特定した。ただし、プロジェクトを適時に実現し、投資を継続することが重要になると指摘した。州および連邦の首脳は、水曜日に開かれる国民内閣会議で、データセンターのエネルギーと水の利用に関する規則について協議する見通しである。

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