日経平均株価は8月26日、エヌビディアの決算を前に投資家がリスクを削減する中、251.94円(0.38%)安の6万5604.49円で寄り付いた。エヌビディアの決算は、人工知能(AI)関連取引にとって重要な試金石となる。アドバンテストと東京エレクトロンが下落する一方、ソフトバンクグループとソニーグループは小幅高となった。米国株も下落し、ダウ工業株30種平均は0.06%安の5万3547.68、S&P500種株価指数は0.14%安の7666.88、ナスダック総合指数は0.20%安の2万6099.576となった。エヌビディア株は会計年度第2四半期決算を前に、時間外取引で約0.4%下落した。7月の個人消費支出(PCE)データでは、総合インフレ率が前年同月比3.7%で横ばいとなり、コンセンサス予想の3.6%を上回った。一方、コアPCEは3.3%で変わらず、先物市場が織り込む9月の米連邦準備制度による利上げ確率はおよそ42%~44%に上昇した。米国の第2四半期GDP成長率は年率換算1.5%で確定し、アナリストはエヌビディアの売上高が前年同期比およそ96%増の約920億ドルになると見込んだ。市場は、AIセクターの底堅さと、根強いインフレおよび金融引き締め政策のリスクを見極める展開となっている。