コスモス・ラボは8月24日、同社のコスモスEVMモジュールを使って構築されたチェーンを標的とする進行中のセキュリティインシデントを公表した。バリデーターにはネットワークを停止し、ブロック生成を中断するよう勧告した。関連インシデントでは、MANTRA Chainがメインネットを約30時間停止し、KiiChainは攻撃者がコスモスEVMの脆弱性を18回悪用し、約148.3百万KIIを移動させたと報告した。TAC Chainも8月22日、プリコンパイル層の脆弱性に関わるエクスプロイトを報告した。これらの事象は、2026年に発生した一連のコスモスEVMエクスプロイトに続くもので、1月にはSagaEVMへの攻撃により、15チェーンから推定700万ドルが流出した。今回の事象は、ICS20プリコンパイルのASA-2026-002脆弱性と関連しているとみられるが、コスモス・ラボは影響の全容や原因を確認していない。同社は影響を受けたチェーンの完全な一覧やリスクにさらされている総額を明らかにしておらず、状況が収束した後に完全なインシデント報告書を公表する方針である。