GBP/USDは1.3600台半ばを下回る狭いレンジで推移し、米国債利回りの上昇がドルを支えるなか、ポンドは対ドルでおおむね横ばいとなった。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利をより長期にわたり高水準で維持する可能性への期待と、利下げの可能性に対するイングランド銀行の慎重な姿勢が意識されている。底堅い米経済指標、FRB当局者の慎重な発言、中東情勢の緊張が、利回りの上昇と安全資産需要を通じてドルを支えている。ポンドは英国国内の経済指標に一定の支援を受け、対ユーロでは小幅高となったものの、英国の財政状況やインフレ見通し、経済成長をめぐる懸念が上値を抑えている。目先のサポートは1.3600と1.3550、レジスタンスは1.3650と1.3700に位置する。次の方向感を見極めるうえで、トレーダーは英国のインフレ指標、イングランド銀行の政策会合、米国のインフレ指標、FRBのジェローム・パウエル議長の発言、中央銀行当局者の発言、地政学的な動向を注視する。