エバー航空と国際貨物輸送会社のAITワールドワイド・ロジスティクスは2026年8月25日、エバー航空のグリーン・トランスポーテーション・プログラムを推進するため、2年間の覚書を締結した。初年度にエバー航空は、マイクロソフトに対し、持続可能な航空燃料(SAF)に関するCO2換算約1万5000トン分の環境価値を提供する。これにより、同社のクラウドインフラ機器の航空輸送に伴うスコープ3排出量の削減を支援する。フライトは台湾を出発し、フォルモサ・ペトロケミカルが供給する、使用済み食用油を原料として製造されたSAFを使用する。この燃料は国際持続可能性・カーボン認証(ISCC)制度の認証を受けており、従来のジェット燃料と比べてライフサイクル全体の温室効果ガス排出量を約80%削減する。環境価値はISCCクレジット移転システムを通じて発行・償却され、マイクロソフトはこれに関連する航空貨物輸送の排出削減量を算定できる。この取り組みには航空、物流、エネルギー、テクノロジーの各社が参加しており、SAFの幅広い導入と低炭素サプライチェーンに向けた拡張可能なモデルの構築を目指す。