連邦陪審は、Profit Connectのオーナーであるブレント・C・コーバー被告に対し、通信詐欺11件、郵便詐欺2件、マネーロンダリング2件の計15件で有罪評決を下した。9日間の公判では、AIを活用した仮想通貨事業をめぐる虚偽の主張が争点となり、検察側によると、同被告は2017年末から2021年7月にかけて、少なくとも400人の投資家から2400万ドルを集めた。コーバー被告は、スーパーコンピューターのソフトウエアが仮想通貨のマイニングや取引の検証を行うと説明し、年換算利率15~30%、元本の100%返金保証、FDICによる保護、数億ドル相当の仮想通貨準備金を約束していた。検察側によると、同社は収益を上げておらず、準備金も保有していなかったほか、投資家の資金を事業運営、従業員への贈答品、コーバー被告の住宅、マイニング収益と称した返金に充てていた。SECの民事訴訟では、2018年5月以降、少なくとも277人の投資家から1200万ドル超を集め、20~30%の利回りをうたったと主張されていた。司法省のより大きな数字は別の事件と期間に基づくため、直接比較はできないものの、有罪評決時点で公に報告されていた範囲がより広いことを示している。SECは2021年7月に同社を閉鎖し、収入の90%以上が投資家から得られ、仮想通貨の取引には一切使われていなかったと認定した。また、約120万ドルがジョイ・コーバー氏の口座に、170万ドルが現金、カード、自動車を介して流れていたことも追跡した。コーバー被告は、2009年にも1200万ドル規模のSkyway Globalのパンプ・アンド・ダンプをめぐりSECから提訴されており、11月30日に量刑を言い渡される予定である。法定刑の合計上限は280年で、FBIによると、2025年の仮想通貨投資詐欺による損失は113億7000万ドルに上った。