Kplerによると、イラン産原油の積み出しは3月から4月にかけての1日185万バレルから、8月には1日24万8000バレルに減少した。一方、非イラン産のペルシャ湾出荷は、8月3日開始週に1日約520万バレルまで回復し、パイプライン輸送を含めるとおよそ1日900万バレルとなった。外交的な協議により、供給がより広範に途絶するとの当面の懸念が和らぎ、原油価格の下落につながっている。価格の状況は報道日によって異なり、後の報道ではWTIが1バレル81.50ドルを下回った一方、新しい報道では[Date]時点でブレントが80ドル近辺、WTIが70ドル台半ばとなっている。潤沢な在庫、需要見通しの悪化、OPECプラスの産出量をめぐる不透明感が価格にさらなる下押し圧力をかけているが、協議が決裂したり、緊張が再び高まったりすれば、下落基調はすぐに反転する可能性がある。