オクロのテキサス州グローブス同位体試験炉は2026年8月5日、制御された自続的な核連鎖反応を実現し、初臨界に到達した。米エネルギー省(DOE)の原子炉パイロットプログラムで認可された原子炉として、この節目に到達した5基目となり、民有地で達成した初の原子炉となった。施設ソリューショングループ(FSG)は2026年4月にプロジェクトに加わり、センチュリー・コンストラクションがゼネコンを務める中、電気設備、計装、制御、試験、検証作業を提供した。この低出力炉は、国内での商用同位体生産を支援するとともに、先進的な原子力プロジェクトの迅速な展開を実証することを目的としている。今回の節目は、高速核分裂炉の建設や、国内での燃料リサイクル・サプライチェーン構築に向けたオクロのより広範な計画も後押しする。ただし、同社の商用炉事業とリサイクル事業が稼働するまでには、なお数年を要する見通しである。