CFTC(商品先物取引委員会)の規制下にある米国の予測市場運営会社Kalshiは、約15億ドルの非公開募集で、4月3日の初回売却以降、約11億2000万ドル相当の株式を売却した。約3億8000万ドルがなお調達可能であることが、8月25日に提出されたSEC(証券取引委員会)のForm Dで明らかになった。同書類には71人の投資家が記載され、Regulation Dのルール506(b)が引用されている。Kalshiの広報担当者はCointelegraphに対し、この提出書類は220億ドルの評価額で完了したシリーズFの資金調達に関するものだと認めた。Coatueが2026年5月の調達ラウンドを主導し、Sequoia Capital、Andreessen Horowitz、IVP、Paradigm、Morgan Stanley、Ark Investなどが参加した。同Form Dに記載された11億2000万ドルには、これらの調達資金が含まれている可能性が高い。別の報道によると、Kalshiは400億ドルの評価額で、さらに7億5000万ドルを調達する協議を進めており、早ければ2026年第3四半期にも完了する可能性がある。ただし、同社はこれらの報道についてコメントしていない。プラットフォームの活動は急増しており、7月の取引量は約400億ドルに達した。PolymarketとPolymarket USの合計は129億ドルだった。一方、これまでの報道では、7月時点の年換算収益が40億ドルを超えたことや、銀行と新規株式公開(IPO)について非公式な協議を行っていることも伝えられている。法的な圧力も高まっている。ワシントン州の裁判官は8月中旬、同州で幅広いイベント契約の提供を停止するようKalshiに命じた。Kalshiは連邦法が州の賭博規制に優先すると主張したが、裁判官はこれを退けた。これに加え、他州でも係争が続いているほか、ニューヨーク市議会は予測市場のマーケティング慣行について調査している。