市場がジャクソンホールでのウォーシュ氏発言を待つ中、ドルは159円近辺で軟化

8月27日のニューヨーク市場でドルは円に対して軟調に推移し、ドル円は午前0時現在159.33円と、午後10時の159.41円から約0.08円下落した。ドルが広範に売られた局面では一時159.28円近辺まで下落した。トレーダーは、8月28日に予定されるFRB議長ウォーシュ氏の初めてのジャクソンホール講演を前に、積極的に下値を試す動きを避けた。カンザスシティー連銀が主催するワイオミング州での3日間のシンポジウムが開幕する中、主要通貨ペアはおおむね方向感を欠いた。ユーロドルは1.1644ドルに小幅上昇し、1.1660ドルまで上昇する場面もあったが、前日の高値1.1677ドルを下回る水準で伸び悩んだ。一方、ユーロ円は185.53円に下落した。日銀の氷見野良三副総裁が海外で行った金融引き締めに関する発言は、9月利上げの明確なシグナルとは受け止められず、短時間ながら円売りを促した。米新規失業保険申請件数は4000件減の20万3000件と、予想の20万8000件を下回り、労働市場の底堅さを示したが、外国為替市場の反応は限定的だった。欧州の経済指標が改善したことや、インフレ圧力が続けばECBが利上げに傾く可能性を巡る思惑も、ユーロを支えた。市場は引き続き、ウォーシュ氏がインフレと金利上昇について言及するかに注目している。これがきっかけとなって様子見姿勢が終わり、ドル円やその他の主要通貨ペアで値動きが拡大する可能性がある。

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