
PolymarketとKalshiの契約は、6桁台の価格目標と下値水準について見方が分かれていることを示している。一方、バーンスタインの基本シナリオは、2026年末に12万5000ドル、2029年にサイクルのピークとして30万ドルをなお見込んでいる。
予測市場のトレーダーは、バーンスタインが複数年にわたるサイクル回復に引き続き前向きな見方を示す中でも、ビットコインについて一方向の強気一色ではなく、2026年までの幅広い展開を織り込んでいる。Polymarketでは、2026年末までにビットコインが到達する価格をめぐる契約で、約5970万ドルが取引されている。ビットコインが最近7万5000ドルを上回る中、参加者は8万5000ドルに到達する確率を約69%、9万ドルを49%、10万ドルを29%、11万ドルを20%、12万ドルを13%、15万ドルを4%と見積もっている。25万ドル、50万ドル、100万ドルについては、それぞれわずか2%、1%、1%にとどまる。一方、下値水準に触れる確率は、7万ドルが約67%、6万5000ドルが44%、6万ドルが29%、5万ドルが17%、4万ドルが8%となっている。これらの契約は年末終値ではなく、価格が各水準に到達した時点で決済される。10万ドルへの到達時期をめぐるPolymarketの取引量の少ない市場や、10万ドル、15万ドル、さらに5万ドルが10万ドルに先に到達するかどうかをめぐるKalshiの市場も、同様に慎重な見方を示している。Kalshiでは、10万ドルに到達する確率は10月までで7%、12月までで22%、2027年1月までで29%となっている。5万ドルが先に到達する確率は約21%で、15万ドルが2027年1月までに到達する確率は、同契約の取引量が3600万ドルを超えているにもかかわらず、わずか6%にとどまる。Gautam Chhugani氏が率いるバーンスタインの基本シナリオは、2026年末までに約12万5000ドル、2027年半ばまでに約15万ドルの新高値、2029年末までに約30万ドルのサイクルピークをなお見込んでいる。この見方は、機関投資家の保有、ETF需要、ビットコインの2100万枚という供給上限、ソブリン債務への懸念に支えられている。バーンスタインが以前示した強気シナリオでは、2027年半ばに20万ドル、2029年に50万ドルを見込んでおり、同社のサイクル分析に基づく長期的な100万ドルの見通しも2033年末までの予想として維持されている。短期的には、意識されているヘッジ水準は上値が8万5000~10万ドル、下値が7万~6万ドルとなっている。