ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)によると、予想を上回るインフレを受けて豪ドルが支えられており、オーストラリア準備銀行(RBA)による追加利上げ観測が強まるとともに、キャリー取引における豪ドルの妙味も高まっている。TDセキュリティーズも、サービスインフレの高止まりと賃金の堅調な伸びにより、リスクのバランスが追加利上げ寄りに傾いていると指摘している。オーストラリアの金利見通しが上昇すれば、豪ドルを支える可能性がある。特に、中央銀行がよりハト派的な姿勢を取る国の通貨に対しては追い風となり得るが、世界的なリスク選好や商品価格も引き続き重要な変動要因である。トレーダーは、RBAの発言、月次CPI指標、雇用統計、そして2025年3月上旬に予定される次回の金融政策決定を注視する。よりタカ派的な姿勢はオーストラリア国債利回りと豪ドルのボラティリティを押し上げる可能性がある一方、借入コストや個人消費、株式バリュエーションにも影響を及ぼし得る。