8月に発表された米インフレ指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が引き締め的な状態を維持するとの見方が強まった。7月のPCEインフレ指標は予想を上回り、市場が織り込む9月利上げ確率は36%から約42%に上昇した。一方、別途発表された2025年第2四半期のPCE指標では、物価が前期比5.3%上昇し、予想の5.1%を上回ったほか、第1四半期の4.8%からも上昇した。CME FedWatchによると、新たな指標を受け、9月利下げの確率は70%から約55%に低下した。これらの記録は異なるPCE指標を示しているため、同じインフレ指標として扱うべきではない。7月のデータは前月比および前年比の変化を示した一方、第2四半期の発表は前期比の変化を報告した。いずれも根強い物価上昇圧力を示し、FRBの政策運営の道筋を複雑にした。