WTI原油、8月10日以来初めて80ドルを下回る

米国の原油価格は8月10日以来初めて1バレル当たり80ドルを下回り、米国の指標原油であるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物は約79.89~80.12ドルで取引され、日中で約3%下落した。WTIは週初めに85ドルを上回って取引された後、最近の安値付近にとどまる一方、ブレント原油も約86.32ドルまで下落した。市場では最近の高値局面と比べてリスクプレミアムが低下しているとみられ、原油が史上最高値を更新するとの見方が後退する可能性がある。予測市場では、9月30日までに新高値を更新する確率が前日の2%から1.8%YESに低下した一方、12月31日までの確率は11.5%YESで変わらなかった。トレーダーは、OPEC(石油輸出国機構)の要人モハメド・サヌシ・バルキンド氏やIEA(国際エネルギー機関)の要人ファティ・ビロル氏の発言に加え、中東情勢、世界の石油需要、OPECの生産量の変化、地政学的緊張を注視するとみられる。

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