米国・イスラエルによる対イラン戦争は6カ月目を迎え、わずか数週間で終わる短期作戦だと当初描いていたドナルド・トランプ大統領の見通しを大きく超えた。トランプ大統領は、開戦初期に最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害したことを含め、爆撃と封鎖によってイランの指導部、軍、経済はすでに壊滅的な打撃を受けたと述べている。一方、イラン当局は直接・間接的な被害額を2700億ドルとしている。弾薬備蓄が枯渇し即応態勢への懸念が高まる中、政権は「経済的ならず者作戦(Operation Economic Outcast)」と名付けたホワイトハウスの取り組みの下で経済的圧力へと軸足を移している。テヘランとの取引を続ける国や企業を脅しているものの、二次制裁はまだ発表されていない。トランプ大統領は協議再開を急いでおらず、イラン当局者との会談も望んでいないと述べている。カタールとパキスタンによる仲介や、ホルムズ海峡の通航を再開させるイラン・オマーン案があるにもかかわらずである。紛争が続く中でも、トランプ大統領は「MISSION ACCOMPLISHED 2026」と記したソーシャルメディア画像を共有した。1日の船舶通航数は、戦前にホルムズ海峡を通過していた約130隻のごく一部にとどまっており、トランプ大統領は前日の通航数として24隻を挙げた。米国は、この戦争による費用がすでに375億ドルを超えたとしている。