世界の資産運用業界におけるM&Aは、2026年8月下旬までの年初来累計で538億ドルに達し、Dealogicが1995年に市場の追跡を開始して以来の最高水準となった。主な取引には、ビクトリー・キャピタルによるファースト・イーグルの70億ドルでの買収合意、トリアン・ファンド・マネジメントとゼネラル・カタリストによるヤヌス・ヘンダーソンの非公開化に向けた80億ドルの現金取引、バンガードによるアルトリストの買収、ニューヴィーンによるシュローダーズ買収計画などがある。米国の買い手は欧州の資産運用会社およびウェルス・マネジャーに140億ドル超を投じており、2025年には米国の資産運用業界で総額380億ドルに上る378件の取引が成立した。手数料低下、地理的な事業拡大、マルチアセット機能やテクノロジーへの需要が再編を促しており、この動きが続けば2026年通年の取引額は過去の記録を上回る可能性がある。