ホルムズ海峡の通航が低迷するなか、米国がテヘランとの覚書再開を拒否

  • 米政権、テヘランとの6月の覚書再開を求める地域の取り組みを拒否
  • ホルムズ海峡をめぐる供給途絶への懸念が市場の重しとなるなか、原油価格は1バレル=88ドルを上回る
  • 米当局者は機雷掃海と護衛付きの通航を報告しているが、海運は通常を下回り、タンカー1隻が正体不明の飛翔体の攻撃を受けた

米政権は地域の仲介国に対し、6月17日にテヘランと署名した覚書を再開しないと伝え、イランがホルムズ海峡の再開をワシントンの合意復帰と、イランが「妨害」と呼ぶ行為の停止に結び付けるなか、同合意の実現可能性を事実上終わらせた。米当局者は、護衛、航空支援、攻撃、機雷掃海により、イランによる同水路の支配は弱まったと述べているが、通航量の推計をめぐる見解は分かれており、散発的な攻撃も続いている。米国の決定後、原油価格は1バレル=88ドルを上回った。一方、ワシントンはイランと関係する約60の組織を対象に「オペレーション・エコノミック・パリア」を開始し、5分野にまたがる二次制裁を拡大した。

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