農業労働者の賃金を15%削減したH-2A賃金規則は違法と判事が判断

米連邦地裁のカーク・E・シェリフ判事は、H-2A農業外国人労働者の賃金を引き下げる労働省の規則について、外国人労働者の雇用が米国の農業労働者の賃金に悪影響を及ぼすかどうかを同省が合理的に検討しなかったため、違法であると判断した。シェリフ判事は、同省に対して法的要件を満たす代替の算定方法を速やかに策定し、新たな賃金率がより高くなった場合には未払い賃金が発生する可能性があると雇用主に通知するよう命じる一方、同規則の適用を暫定的に継続することを認めた。農業労働者側の原告は、同規則によってH-2A労働者の賃金が時給3~7ドル削減され、カリフォルニア州では15%減の19.97ドルから16.90ドルになったと主張した。政府は、この削減は移民政策の影響を相殺することを目的としていたと説明した一方、労働省は同規則により雇用主が年間24億6000万ドルを節約できると試算していた。

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