アジア通貨高と米ドルの持ち合いで台湾ドル上昇

台湾ドルは27日、台湾株の上昇、海外資金の国内資産への流入、主要アジア通貨の上昇を背景に、対米ドルで7.8セント上昇し、日中高値のNT$31.74を付け、NT$31.8を突破した。米ドル指数は0.21%上昇して99.13となり、8月19日以来の高水準を付けた。7月の個人消費支出(PCE)インフレ率は前月比0.2%、前年同月比3.7%上昇し、エコノミスト予想の0.1%、3.6%をそれぞれ上回った。コアPCEは0.2%上昇し、予想と一致した。このデータを受け、年末までの米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測は維持され、フェデラルファンド先物が織り込む9月利上げ確率は約36%から44%に上昇した。市場では、ケビン・ウォーシュ議長のジャクソンホール講演と、日本銀行の氷見野良三副総裁の発言が待たれており、短期金融市場では日銀が来月利上げする確率を87%織り込んでいる。ドルは159.23円、ユーロは1.1655ドル、ポンドは1.3592ドル、カナダドルは1米ドル=C$1.388で取引された。豪ドルとニュージーランドドルは上昇し、ビットコインは0.55%高の78,874.60ドル、イーサは1.07%高の2,498.35ドルとなった。外国為替銀行のディーラーらは、台湾ドルがNT$31.7を上回る水準を維持できるかは海外投資家の資金フローと台湾株に左右されると指摘した。四半期末の輸出企業によるドル売りが一段の支援材料となる可能性がある一方、ドルのテクニカルな反発がアジア通貨の重しとなる可能性もある。

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