燃料費給付で家計を下支え、消費減速で韓国の所得格差縮小

韓国の等価可処分所得5分位比は、第2四半期に前年同期の5.45から4.97に低下し、改定後の統計で格差は最小となった。原油高対策の給付金が低所得世帯を押し上げた。世帯平均月収は前年同月比4.5%増の529万5000ウォンとなり、実質所得は1.5%増加した。移転所得は急増し、報道では20.4%増、16.9%増とされているほか、公的移転所得は27.6%増加した。勤労所得の伸びはわずか0.8%にとどまった一方、実質勤労所得または労働所得は2.1〜2.2%減少し、2四半期連続で減少した。第2四半期としては6年ぶりの大幅な減少となった。下位20%の世帯の所得は7.5%増加したのに対し、改定値では上位20%の所得は4.3%増加した。実質消費支出の伸びはわずか0.4%にとどまり、名目消費支出は3.4%増の293万2000ウォンとなった。家計余剰は9.6%増加した。平均消費性向は69.2%に低下した。物価高、ウォン相場の高止まり、住宅費の上昇に加え、家計の利払い負担が12.1%増加したことが選択的支出を抑制した。一方、給付が一時的なものであることや季節要因を踏まえると、所得分配の改善が続くかどうかは不透明である。

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