Mixue Group(02097.HK)は、2026年上期の売上高が前年同期比2.3%増の152億2000万元となった一方、親会社株主に帰属する利益は14.7%減の23億2000万元だったと発表した。売上総利益率は30.4%に縮小し、株主に帰属する純利益率は3.0ポイント低下して15.1%となった。同社は上場以来初となる特別配当を決定し、株主の承認を条件に、1株当たり2.65元、総額約10億1000万元を支払う。Mixueは6月末時点で17カ国に6万3987店舗を展開し、店舗数は前年同期比20.7%増加したが、店舗当たりの商品販売売上高は約17%減少し、出店拡大モデルの限界が浮き彫りとなった。フードデリバリー補助金の縮小、店舗密度の上昇とカニバリゼーション、商品刷新コストの増加が業績を圧迫した。Mixueは主力ブランドで挽きたてコーヒー事業も拡大する一方、Lucky Cupコーヒーチェーンも運営しており、社内競争への懸念が高まっている。投資家が同社について、高成長の拡大ストーリーから、成長率は低いものの潤沢なキャッシュフローと株主還元を重視する方向への転換を再評価するなか、株価は8月27日の取引時間中に12%超下落し、8月28日にも7.11%下落した。2日間の下落率は14.88%に達した。同社のバリュエーションでは、既存店売上高、フランチャイズ加盟店の収益性、店舗当たり生産高の回復が引き続き重要な焦点となる見通しである。