ペルノ・リカールのオーガニック売上高、米国と中国が業績を圧迫し3.9%減

ペルノ・リカールは2026年度の連結売上高が94億400万ユーロとなり、オーガニック売上高は前年同期比3.9%減少したと発表した。これは同社が集計したコンセンサス予想の3.7%減を下回った。米国と中国という同グループ最大の市場で売上高がそれぞれ14%、19%減少した。米国では在庫調整が続いたほか、中国では景気の低迷、消費者心理の悪化、規制措置が需要を圧迫した。アレクサンドル・リカール最高経営責任者(CEO)は、今後3年間の米国事業には成長余地がほとんどないとの見方を示したものの、ペルノの地理的な事業展開の幅がグループを支えると述べた。両市場を除く地域ではオーガニック売上高が0.5%増加し、インドは7%成長して中国を抜き、ペルノにとって2番目に大きい市場となった。日本と韓国も好調だった。通期のオーガニック営業利益は5.2%減少し、報告ベースの営業利益は17.9%減少した。同社は1株当たり4.70ユーロの配当を据え置くことを提案した。ペルノは2027年度のオーガニック売上高がおおむね横ばいになると予想しており、インドやその他地域での勢いの強まりが、米国と中国で続く圧力を相殺するとみている。同社は10億ユーロ規模の再編計画を1年前倒しで完了する見込みで、インド事業の新規株式公開(IPO)の可能性に向けた準備も進めている。

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