スウェーデンの7月貿易黒字、小売売上高の減少で縮小

スウェーデンの貿易黒字は2026年7月、輸入の伸びが輸出を上回ったため、6月の改定値26億スウェーデンクローナから12億スウェーデンクローナへ縮小し、前年同月の35億スウェーデンクローナも下回った。輸入は前年同月比5.7%増の1587億スウェーデンクローナとなった一方、輸出は4.1%増の1599億スウェーデンクローナだった。これにより、スウェーデンの月次貿易黒字は3カ月連続となったが、2026年1〜7月の黒字は85億スウェーデンクローナと、前年同期の514億スウェーデンクローナから大幅に減少した。別途、季節調整済みの小売売上高は2024年7月、6月の改定値1.0%増から0.2%減となったものの、2023年7月を2.1%上回った。相反する両統計は、対外収支の勢いが弱まり、家計消費の回復も脆弱であることを示している。貿易統計はスウェーデンクローナやインフレ、スウェーデン国立銀行(リクスバンク)の政策見通しに対する期待に影響を与える可能性がある一方、小売活動は借入コスト、家計の信頼感、さらなる利下げに左右されやすい状況が続いている。

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