メキシコの2026年7月のモノの貿易収支は8億4800万ドルの赤字となった。前年同月の赤字は8090万ドルで、赤字幅は1月以来最大となった。輸入は前年同月比45%増の822億7000万ドルで、中間財が56.3%増加し、全体を押し上げた。輸出は43.7%増の814億2000万ドルとなった。非石油輸出は45%増加し、米国向け輸出は49.8%増えた。別の最新統計では、6月の40億9000万ドルの黒字に続き、7月の赤字額を8億4800万ドルとしている。一方、既存の統計における季節調整済みの数値は、7月が4億6500万ドルの黒字、6月が38億4300万ドルの黒字となっている。結果の違いは、両統計が異なる報告指標を用いていることを示しており、統合して扱うべきではない。7月のデータはメキシコの対外貿易の変動の大きさを浮き彫りにしており、ペソ、経済成長、メキシコ銀行の政策をめぐる見通しに影響を与える可能性がある。ただし、1カ月のデータだけでは傾向を示すものではない。投資家は今後の貿易統計や、自動車・石油など主要輸出分野を注視し、赤字が続くかどうかを見極めることになる。