KuCoin、17のプラットフォームにまたがる間接送金へ制裁スクリーニングを拡大

KuCoinは、ジャスティン・サン氏と関係のあるHTXを含む17のプラットフォームが関与する間接的な暗号資産送金について、制裁対象の事業体を確認する制裁スクリーニングを拡大した。8月27日付のコンプライアンス通知で同取引所は、資金源、送金先、または仲介サービス提供者が制裁対象として指定された事業体とつながっている場合、取引を保留、拒否、または強化審査の対象とする可能性があると説明した。一時的にウォレットやアカウントを制限する場合があるほか、違反を繰り返した場合や重大な違反があった場合には、KuCoinのサービスを停止または提供終了とする可能性がある。これらの措置は、最近の米国および欧州による制裁措置におおむね沿ったものだが、直接の取引相手以外にも執行の範囲を広げている。HTXはすでにバイナンスから同様の制限を受けており、バイナンスは8月23日からHTXおよびその他10のプラットフォームが関与する取引の処理を停止した。KuCoinは、追跡する取引ホップ数や、間接的なつながりを立証するのに十分とみなすオンチェーン・アトリビューション(活動を事業体に結び付けること)の水準を明らかにしていない。HTXは制裁関連の疑惑と、指定の根拠となった法人の同一性に異議を唱える一方、英国およびEU当局と法務・コンプライアンス面での協議を続けている。同取引所は、クラーケン利用者17人の資金凍結事案に関する資料を裁判所に提出し、顧客への混乱を抑える取り組みを進めていると述べた。HTXのマーケッツ責任者であるMolly氏は、HTXが2日間で10万件を超える入出金取引を処理し、無差別な凍結の新たな事例は確認されなかったと述べた。HTXはまた、第三者による管理やオンチェーン・ラベリングによる混乱を抑えるため、ウォレット基盤を刷新し、出金アドレスのローテーションを導入したと説明した。

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