ルラ氏、ブラジルの政府債務がGDP比81.9%に達しても懸念せず

ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は、10月の再選を果たした場合でも政府債務は懸念材料にならないと述べ、2023年の就任以降、ブラジルの財政状況は改善しており、今年は基礎的財政収支が黒字になる見通しだと主張した。TVグローボのニュース番組「Jornal Nacional」とのインタビューで、ルラ氏は経済成長によって債務の対GDP比率を低下させられる可能性があると述べた。ブラジル中央銀行のデータによると、政府債務残高は同氏の任期開始以降、10ポイント超上昇し、6月にはGDP比81.9%に達した。ルラ氏は、14%の政策金利が上昇要因の1つだと指摘した。また、ロビイストとブラジル保健省の間の取引を不正に仲介した疑いをめぐる捜査で、長男のファビオ・ルイス・ルラ・ダシルバ氏を擁護する一方、有罪となった者は法の裁きを受けると述べた。ルラ氏の財政姿勢は市場をたびたび動揺させており、高金利への批判や利下げ支持は中央銀行への圧力と受け止められる可能性がある。現在の世論調査では同氏が優位に立っているが、捜査が選挙戦に影響を及ぼす可能性がある。

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