イタリアの鉱工業売上高、2026年6月は1.0%減

イタリアの鉱工業売上高は2026年6月、前月比1.0%減となり、下方改定された5月の0.5%増から反転した。国内市場と海外市場の売上高はいずれも1.0%減少し、5月はそれぞれ0.1%増、1.3%増だった。前年同月比では、6月の鉱工業売上高は3.1%増となり、拡大が続いているものの、勢いが鈍化したことを示した。新たなデータでは、前年同月比の数値を季節調整前とし、5月の増加率を5.3%に改定した。一方、既存の営業日調整済み系列では、5月の伸び率は5.2%だった。6月の営業日調整済み前年同月比は3.1%で、国内売上高は2.3%増、海外売上高は4.6%増となり、5月のそれぞれ4.7%増、6.2%増から鈍化した。売上高が減少したのは消費財のみで、1.2%減となった。一方、エネルギーは22.2%増、中間財は5.4%増、資本財は0.8%増だった。サービス部門の売上高は、5月に0.2%増加した後、前月比で横ばいとなった。一方、季節調整済みの鉱工業売上高は第2四半期に1.2%増加した。減速の背景には、需要の弱さ、根強いインフレ、高い借入コスト、世界貿易の軟調さがある可能性があり、企業の生産判断やユーロ圏の金融政策に対する見方に影響を及ぼす可能性がある。

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