利上げ観測の高まりと英中銀を巡る見方の変化で、ポンドは1.35ドルに向け下落

  • ウォーシュ氏の発言がドルを押し上げ、9月のFRB利上げ観測を強めたことで、ポンドは1.35ドルに向け下落した。
  • 市場は9月のFRB利上げ確率を45.5%、10月を58.5%と織り込む一方、英中銀の利上げ予想は2027年に移った。
  • 英国のインフレ率は7月に2.9%となり、9月11日に発表予定の8月CPIがFRBの次の動きを判断する材料になるとみられている。

ポンドは1.35ドルに向け下落し、8月19日以来の安値水準となった。米連邦準備制度(FRB)のケビン・ウォーシュ議長が、インフレは意味のある減速をしておらず、金融環境も明確に引き締まっているとはいえないと警告したためである。市場が織り込む9月のFRB利上げ確率は、1週間前の31%から45.5%に上昇し、10月の利上げ確率は58.5%となった。ただし、判断は9月11日に発表予定の8月消費者物価指数(CPI)やその他の経済指標次第である。ブレント原油価格の下落で英国のインフレ懸念が和らぎ、イングランド銀行(英中銀)の次回利上げ予想は2026年終盤から2027年に先送りされた。英国のインフレ率は7月に2.9%に達した一方、低調な労働市場の状況が英中銀の慎重姿勢を維持させる可能性がある。関連する別の記述では、ジェローム・H・パウエル氏をFRB議長とし、フェデラルファンド金利を3.63%、7月のインフレ率を3.4%としており、原資料の内容に食い違う詳細があることを示している。

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