Glassnode、QCP Capital、CryptoQuantの分析によると、現物需要、ショートポジションの解消、大口保有者の蓄積が相場上昇を支え、ビットコインは8月中旬の安値から約26%回復し、6万3000~6万3500ドル前後から8万ドルを上回った。Glassnodeは、8月19日のショート清算が2019年以降で最大の1日当たり清算イベントだったと指摘した。一方、QCPによると、上昇局面で現物ビットコインETFには約28億ドルが流入した。別の計測期間では、7日間のETF資金流入が22億3000万ドル、8月25日まで7営業日連続で資金流入が続いた期間では合計約25億7000万ドルに達した。ビットコイン先物の建玉は8月中旬の約64万6000BTCから58万8000BTCへ、BTCベースで11%減少し、レバレッジが低下した。一方、資金調達率は比較的低く、中立に近い水準を経て、その後はマイナスとなった。8月30日終了週の週間実現時価総額は46億ドル超増加したものの、30日間の成長率は0.4%にとどまり、流動性の回復は確認されていない。QCPは、不透明な金利見通しを背景に、短期的な焦点は現物需要が継続するかどうかだと指摘した。市場が織り込む9月の米連邦準備制度による25ベーシスポイントの利上げ確率は35%となっている。米財務省が長期債の買い戻し上限を引き上げる計画はリスク資産を支援したが、QCPはこのプログラムが量的緩和ではないと強調した。