ソニーミュージック、ガンホー株22.9%を286億円で取得へ

ソニーグループ傘下のソニー・ミュージックエンタテインメントは、スマートフォンゲーム開発会社ガンホー・オンライン・エンターテイメントの既存株主から、発行済み株式の約22.9%を約286億円で取得する。これにより、ソニーミュージックはガンホーの筆頭株主となる。28日に発表した。取引は年末、または2026年中に完了する見通しである。今回の資本業務提携では、「パズル&ドラゴンズ」を含むガンホーのゲーム開発力と知的財産(IP)を、ソニーミュージックのエンターテインメントに関する知見と組み合わせる。共同でのゲーム開発や新規プロジェクト、ガンホー作品の映画化など他メディアへの展開に加え、ソニーミュージックが保有するIPをガンホーのゲームに活用する可能性もある。今回の投資は、ソニーミュージックによる独自のゲームIPポートフォリオの拡充を後押しするとともに、長期的な業績低迷からの脱却を目指すガンホーを支援する可能性がある。ガンホーの2025年12月期の連結純利益は14億円で、2014年12月期のピーク時から98%減少した。2026年2月には、最高財務責任者(CFO)を務めていた酒井一也氏が社長に就任し、不採算ゲームタイトルの終了など、業績立て直し策を進めている。ガンホーは2026年12月期の連結業績予想を公表しておらず、合理的な数値の算出は困難だとしている。提携の業績への効果が表れるまでには時間がかかる可能性があるため、投資家は今後、具体的な成果に注目するとみられる。

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