プライバシー重視のブラウザーBraveは、メールエイリアス機能を追加した。これによりユーザーは、主要メールアドレスを開示せずにウェブサイトやオンラインサービスに登録できる。ユーザーはまず実際のメールアドレスでBraveアカウントを作成し、その後、ブラウザー上でメール入力欄を選択した際に表示されるポップアップ、または入力欄の右クリックメニューからエイリアスを生成できる。エイリアス宛てに送られたメッセージは主要アカウントに転送される。Braveによると、この機能は広告、サイト間トラッキング、データブローカーの活動でメールアドレスが識別子として利用されるケースを減らすほか、ユーザーのアドレスを収集するウェブサイトで情報漏えいが発生した場合の被害を抑える。Braveはエイリアス宛てのメール本文を読まず、スパムとウイルスのフィルタリングのみを目的に処理した後、同社のサーバーから削除すると説明している。Braveアカウントのデータは保存時に暗号化される。エイリアスに付けたメモは同期を有効にしない限りローカルに保存され、同期を有効にした場合はエンドツーエンド暗号化が適用される。ユーザーは現在、無料で5つのエイリアスを利用でき、Premium加入者向けには追加提供が予定されている。Braveは、メールプロバイダーとしての評価が確立するまで、一部の転送メッセージが当初スパムフォルダーに振り分けられる可能性があると注意を促している。アカウントにはOPAQUE認証が採用されており、パスワードをユーザーの端末に保持し、認証時に送信しない仕組みだが、フィッシングから保護するものではない。