Meta、データセンターのロボット活用を建設からAIインフラ運用へ拡大

  • Metaは、データセンター建設向けに自律型ロボットを導入し、保守や設備運用向けの機械を試験している。
  • Built Roboticsの杭打ち機は1日当たり約1,000本の鋼製杭を打ち込むことができ、従業員によれば、ケーブル交換ロボットは一部職種の業務の最大80%を担える可能性がある。
  • Hyperionは500億ドルを超える費用で最大5GWを目指しており、Metaが熟練労働者不足を指摘する一方、従業員は雇用への影響を懸念している。

Metaは、データセンターの建設と運用におけるロボット活用を拡大している。2026年7月には、ルイジアナ州リッチランド郡にある同社のAIキャンパス「Hyperion」に関連する太陽光発電施設で、Built Robotics製の72トン自律式杭打ち機10台を稼働させたほか、ケーブル交換、サーバーの再起動、設備点検にロボットを活用する試験も行っている。杭打ち機は1日当たり約1,000本の鋼製杭を打ち込むことができ、手作業の労働力需要を約3~4倍削減する。一方、ある従業員は、ケーブル交換ロボットが実用化に成功すれば、一部職種の業務の最大80%を担える可能性があると見積もった。ただし、現時点では人間ほど高速ではない。Hyperionは、2024年に発表した2GWから拡大し、最大5GWの計算能力を目指しており、推定費用は500億ドルを超える。Metaは、米国で熟練労働者が深刻に不足しているため、必要な労働者は減るのではなく増えると説明している。しかし従業員は、自動化によって経験豊富な技術者への需要が減少し、残る業務がより低賃金の職種へ移行する可能性を懸念している。試験中のロボットには依然として人間による監督が必要であり、障害物、バッテリー持続時間、目視点検、密集したケーブルの取り扱いに関する制約にも直面している。

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