米食品医薬品局(FDA)は、武田薬品とプロタゴニスト・セラピューティクスのルスフェルチド(製品名ミムリロ)について、希少で進行の遅い血液がんである真性多血症の治療薬として承認した。この疾患では骨髄が赤血球を過剰に産生し、血液が濃くなることで、命にかかわる血栓や脳卒中、心筋梗塞のリスクが高まる。同種初のこの治療薬は、頻繁な瀉血処置に代わる、患者にとってより侵襲性の低い選択肢となる。武田薬品は、ミムリロをFDAの承認から48時間以内に提供すると述べた一方、発売価格の公表は控えた。武田薬品のグローバルオンコロジー事業部門のプレジデント、テレサ・ビテッティ氏は、患者が利用できるようにしつつ、薬価を公正に設定すると述べた。武田薬品は、ピーク時の世界売上高が10億~20億ドルに達すると予想している。