ネパール洪水、復旧費用40億ドルとの試算 Rippleが30万ドルを支援

  • Ripple、洪水救援のためWorld Central KitchenとMercy Corpsに30万ドルを拠出
  • 当局、ネパールとチベットで750人が死亡、3000人超が行方不明と発表
  • ネパール当局者、復旧費用を40億~50億ドルと試算

Rippleは、ネパールと中国チベット地域で発生した壊滅的な洪水を受け、緊急支援として30万ドルを拠出すると表明した。支援金はWorld Central KitchenとMercy Corpsに分配され、甚大な被害を受けた地域での食事、清潔な水、衛生環境の提供に充てられる。サンフランシスコを拠点とするブロックチェーン決済企業のRippleによると、この拠出は8月26日に発生した氷河関連の崩壊を受けたものだという。崩壊により、氷や岩、泥、土砂がネパールと中国の国境沿いにある山岳河川系を流れ下った。日曜朝までに当局は、国境の両側で750人が死亡し、3000人超が行方不明になったと発表した。内訳はネパールで734人が死亡、2498人が行方不明、チベットの吉隆県で16人が死亡、546人が行方不明となっている。これは、ロイターが先に報じたネパールで少なくとも669人、チベットで7人が死亡したとの集計から増加した数字である。赤十字は9万人超が被災したと推計している。道路や橋、水力発電施設、集落が損傷または破壊され、地域が孤立したほか、損傷した水力発電所のトンネル内では数百人の作業員が閉じ込められた。ネパール当局者は復旧に必要な費用を40億~50億ドルと見積もっており、これは同国経済の約10分の1に相当する。スワルニム・ワグレ財務相も同様の暫定的な範囲を示した。World Central Kitchenは現地の提携レストランを通じ、すでにラスワ郡とヌワコット郡で食事を提供している。2005年からネパールで活動するMercy Corpsは、水や衛生環境の確保をはじめとする人道支援を調整している。今回の寄付は、Rippleが両団体と過去に結んだ提携の延長線上にあり、ブロックチェーンを活用した人道支援向け金融の実証事業も含まれる。ただしRippleは、今回の寄付にXRPやRLUSDなどのデジタル資産を使用するとは明らかにしていない。Rippleのインパクト報告によると、慈善目的の寄付額は2018年から2024年までに2億ドル超、2018年以降では2025年の7000万ドル超を含めて2億5000万ドル超に達している。

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