300677.SZとして上場する使い捨て手袋メーカー大手のINTCO Medicalは、2026年6月30日までの6カ月間の売上高が前年同期比40.61%増の69.1億元(約10.3億ドル)になったと発表した。株主帰属純利益は17.86%増の8億3730万元(約1億2460万ドル)となった一方、一時的な損益を除く株主帰属調整後純利益は165.00%増の10.6億元(約1億5770万ドル)に急増した。報告期間末までに、年間生産能力は使い捨て手袋1070億枚に達し、内訳はニトリル手袋740億枚、ビニール手袋330億枚となった。INTCO Medicalは、この規模により世界最大の使い捨て手袋メーカーとしての地位が強化されたとしている。同社の統合バリューチェーンは、ニトリルラテックス、主要生産設備の研究開発・製造、手袋の生産、世界販売を網羅している。ニトリルラテックスメーカーへの出資は、原材料の供給確保や、国際原油価格の変動が主要原材料コストに与える影響の低減、供給の安定性とコスト効率の向上に寄与している。国内外の生産能力を連携させることで、同社は市場需要に応じて生産資源を配分し、顧客への対応や世界各地への納入を支えている。研究開発費は20.62%増の2億4590万元(約3660万ドル)となった。期間中、同社はSyntex™ Synthetic Latex Glovesを含む製品の開発を継続した。同製品は天然ラテックスタンパク質を含まない自社開発の手袋で、高い弾性と耐穿刺性を備える。また、接客・宿泊業や産業用途向けに改良したビニール手袋、Synmax Pro Exam Glovesも展開した。さらに、用途に応じた家庭用手袋や安全手袋なども投入した。INTCO Medicalの最新のニトリル手袋生産ラインは全長1.6キロメートル超で、制御ポイントは約500カ所に及ぶ。同社の分散型精密制御システムは、生産条件に応じて温度や液面を自動管理し、労働力とエネルギーの消費を削減しながら、安定した生産を支えている。報告期間中の製品歩留まりは99%超を維持した。INTCO Medicalは今後も世界の生産能力を最適化し、防護製品のイノベーションを推進することで、成長を支えていくとしている。