トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏の弟であるジョシュ・クシュナー氏は、ディズニーの元最高経営責任者(CEO)ボブ・アイガー氏とともに、ロサンゼルス・レーカーズの過半数株式を評価額125億ドルで取得する取引をまとめるのに貢献した。スポーツフランチャイズに支払われた金額としては史上最高となる。合意に先立ち、レーカーズとドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏の保険事業が連邦当局の調査を受けていることや、ウォルター氏が財政難に直面する可能性があることが報じられていた。クシュナー氏とアイガー氏は、当初検討していたラスベガスの新たなNBAフランチャイズへの入札ではなく、レーカーズの取得を目指すことで合意し、ウォルター氏に接触した。入札合戦を避けるため、72時間以内に取引を完了させた。この取引により、650億ドル超を運用し、OpenAIやSpaceX、Andurilなどの企業を支援してきたスライブ・キャピタルを率いるクシュナー氏への注目が高まっている。同氏のビジネスキャリアには、医療保険会社Oscarの創業、InstagramとOpenAIへの初期投資、企業や事業を取得して長期保有することに焦点を当てた投資ビークルの設立などが含まれる。クシュナー氏は、父チャールズ・クシュナー氏の有罪判決、ジャレッド・クシュナー氏のトランプ政権での役割、妻カーリー・クロス氏の民主党支持など、政治や家族をめぐる複雑な事情にも対処してきた。アイガー氏はレーカーズの日常的な運営を監督し、クシュナー氏は引き続きスライブに注力するとみられている。