カレーハウスCoCo壱番屋チェーンを運営する壱番屋の株価は8月31日、親会社のハウス食品グループが株式売却を検討しているとの報道を受け、東京証券取引所でストップ高となった。ハウス食品は、企業価値と株主価値の向上に向け、壱番屋の非公開化を含むあらゆる選択肢を検討しているとした一方、具体的な決定はしていないと強調した。日本経済新聞は複数の投資ファンドが関心を示していると報じており、両社は財務アドバイザーを選定し、近く正式な提案が行われる見通しである。ハウス食品は2015年、約300億円を投じて壱番屋を子会社化し、その後、カレールーなどの原材料調達で協業してきた。今回の見直しは、親子リスティングの解消、資本効率の改善、海外事業や健康関連事業など成長分野への投資振り向けを目指す取り組みの一環である。1978年創業の壱番屋は、2026年2月末時点で国内に1,285店舗、海外に218店舗を展開していた。通期の売上高は7.4%増の655億円となった一方、原材料費と人件費の上昇が収益を圧迫し、純利益は19.2%減の25億円となった。