エネルギー・インフレリスクの高まりで欧州株が1カ月ぶり安値

  • 欧州株は利回り上昇、インフレ、エネルギー供給への懸念が投資家心理を圧迫し、2日続落した。
  • STOXX 600は0.6%安の647.08と1カ月超ぶりの安値となり、Euro STOXX 50は0.9%安の6,365となった。
  • 米国・イランの追加攻撃でペルシャ湾からのエネルギー輸出停止が長期化する一方、トレーダーは今月のECBによる25ベーシスポイントの利上げを見込んだ。

欧州株は火曜日、下落を続けた。債券利回りの上昇、8月のユーロ圏インフレ率が3%を上回ったこと、エネルギー供給の混乱再燃により、金融環境の引き締まりと経済活動の鈍化への懸念が強まった。STOXX 600は0.6%安の647.08と、1カ月超ぶりの安値を付けた。一方、Euro STOXX 50は0.9%安の6,365となった。FTSE 100は0.3%下落し、ドイツのDAXは1.1%安、フランスのCAC 40は0.4%安となった。米国・イランの追加攻撃により、ペルシャ湾からのエネルギー輸出停止が長期化し、燃料価格が上昇。欧州中央銀行(ECB)が今月利上げするとの見方が強まり、トレーダーは25ベーシスポイントの利上げを見込んでいる。ブレント原油が1バレル92ドルを上回って取引されるなか、エネルギー株は1.8%上昇した。また、ノバルティスは、経口多発性硬化症治療薬remibrutinibの後期臨床試験で良好な結果を報告し、6.3%上昇した。

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