2025年設立のアメリカン・ビットコイン(ABTC)は、エリック・トランプ氏がWolf Financialのポッドキャストで述べたところによると、約9万台のマイニングマシンを稼働させ、1日当たり11~13BTCを生産している。同社は第2四半期に約49%の粗利益率を報告し、期間中に過去最高となる932BTCをマイニングした。8月下旬時点の同社の財務保有高は約8300BTCで、マイニングしたビットコインを売却せず保有した結果、2025年末の約5401BTCから増加した。ビットコイン価格が7万7696ドル前後の場合、この保有高は帳簿上、6億ドルを超える価値となる。アメリカン・ビットコインはグリフォン・デジタル・マイニングと合併し、2025年9月にABTCのティッカーでナスダック取引を開始した。初期支援者であるハット8は、現在も同社の筆頭株主である。同社のマイニングコストを巡っては見解が分かれている。エリック・トランプ氏は1BTC当たり約5万7000ドルと主張している一方、フォーブスの分析では、減価償却費、一般管理費、資金調達コストを含めると、実際の総コストは9万ドル近くになるとされた。いずれの側も完全に照合可能な内訳を公表しておらず、売却しない財務保有戦略の収益性には疑問が残っているほか、業界全体でマイニングコストを比較する難しさも浮き彫りになっている。