テスラ、香港・マカオで低価格のモデル3を発売、価格は20万5000香港ドル

  • テスラは香港・マカオで低価格の後輪駆動モデル3を発売した。
  • 20万5000香港ドルという価格は、香港の従来のベースモデル価格を8.5%下回る。
  • テスラはこれまでに米国と韓国でモデル3/モデルYの低価格モデルを投入している。

テスラは8月31日、香港・マカオで装備を簡素化した低価格の後輪駆動モデル3を発売した。香港での価格は20万5000香港ドルからで、従来のベースモデルを約8.5%下回る。香港の初回登録税11万6300香港ドルを含めた乗り出し価格は32万1300香港ドルからとなる一方、マカオでは25万2000パタカからとなる。このモデルは、テキスタイルシート、ステアリングホイールとシートのヒーター、標準の7スピーカーオーディオシステム、15.4インチのタッチスクリーンを採用している。シングルモーターにより、0~100km/h加速は6.2秒。充電出力は175kWに制限されるが、15分で286km分を充電でき、最大航続距離は572kmである。今回の発売は、2025年10月の米国、2026年1月の韓国に続く、テスラによる3回目の地域限定の低価格モデル投入となる。現在は中国本土での展開に注目が集まっている。中国本土では2025年12月31日、中国の工業・情報化省(MIIT)のカタログに、52.9kWhのバッテリーとCLTC航続距離480kmを備えたモデル3スタンダードレンジプラスが掲載された。この仕様は香港・マカオ版とは異なっており、テスラが市場ごとに低価格モデルを調整していることを示唆している。今回の地域限定発売は、同価格帯の新エネルギー車にも圧力をかけるほか、カタログ掲載モデルが発売されれば、中国で現在23万5500元となっているモデル3のエントリー価格を引き下げる可能性がある。

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