バイナンスは8月31日、AIエージェントを同社の金融インフラに接続する「Binance Agent OS」を発表し、金融スーパーアプリ戦略を人工知能分野へ拡張した。MCPサーバーを通じて、開発者はエージェントをバイナンスのサービスに接続でき、当初はユーザーの権限設定の下で市場データ、口座残高、取引機能へのアクセスが可能になる。バイナンスは今後、決済やオンチェーンサービスへとプラットフォームを拡張する計画で、Skills Hubでは個別の統合ロジックなしにウォレット追跡やDeFiとのやり取りをサポートする。ユーザーは権限や資金上限を設定し、変更やエージェントとの接続解除を行えるほか、緊急停止機能によってアクセスを停止できる。バイナンスは今回の開始を長期的なAIロードマップの第一歩と位置付けており、普及やユーザーの適応、規制当局による監視が引き続き主要な考慮事項となる。