中国、PBOCが元の基準値を6.7829に軟化させ、元高の進行を抑制

  • 中国は、国内需要が低迷するなか、日々の基準値を元安方向に設定し、国有銀行にドルを買わせることで元高の進行を抑えている。
  • PBOCは[date]、元の基準値を従来の6.7809から6.7829に設定した。一方、8月の国内スポット市場の取引高は26%減少し、約312億ドルとなった。
  • 元は日々の基準値を中心に2%の変動幅で取引でき、アナリストが予想する年末レートの中央値は1ドル=6.68元である。

中国は、20カ月にわたる上昇で対ドル相場が約9%上昇し、3年半ぶりの高値水準に達した元の上昇を抑えようとしている。中国人民銀行(PBOC)は[date]、米ドル/人民元の基準値を6.7829に設定した。前日の設定値6.7809をやや元安方向に下回り、 earlier fixingはおよそ6.7840だった。元は1ドル=6.72~6.78元の範囲で取引されている一方、国有銀行はドルを買い入れており、国内スポット市場の取引高は8月に前月の422億ドルから26%減少し、約312億ドルとなった。こうした措置の背景には、個人消費や投資、不動産セクターが低迷するなか、通貨高が輸出を損なう可能性への懸念がある。アナリストは緩やかな追加元高を見込んでおり、年末の予想中央値は1ドル=6.68元となっている。ただし、取引の薄さが増せば、多国籍企業のヘッジコストや執行リスクが高まる可能性がある。元高の進行と1兆ドルを超える貿易黒字を受け、中国の通貨が依然として過小評価されているとの貿易相手国からの批判も強まる可能性が高い。

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