Fomoは、オンチェーンデータ企業Mobulaの独自ソフトウェアと知的財産を1700万ドルで取得し、創業者のSacha Marcus氏、最高技術責任者(CTO)のSacha Delhoux氏、インフラ責任者のCyril Conan氏をエンジニアリング組織に迎え入れた。FomoのPaul Erlanger最高経営責任者(CEO)は8月31日、Axios Proにこの取引を認めた。Fomoによると、今回の取引により、複数の外部プロバイダーに依存するのではなく、オンチェーンデータとグローバルインフラの機能を社内でさらに構築できるようになる。Mobulaの技術はすでにFomoの基盤の主要部分を支えており、リアルタイムAPIや、スキャム検知とソーシャルディスカバリーに利用されるセキュリティ情報を付加したデータエンドポイントなどが含まれる。これらは、トレンドトークンのフィード、クロスチェーン検索、WebSocketディスカバリーを支えており、バンドラーの保有比率が15%を超えるトークン、スナイパーの集中度が10%を超えるトークン、開発者ウォレットの保有継続率が20%を超えるトークン、または流動性が2万ドル未満のトークンを除外するフィルターも備えていた。Fomoが中核知的財産とエンジニアリング部門のリーダーシップを掌握する一方、Mobulaは独立した運営を継続する。今回の買収は、インフラに負荷をかける急成長を受けたものであり、8月30日にはクロスチェーン取引が中断される障害も発生した。Fomoのユーザー数は現在190万人を超え、7月初旬の2倍以上となっている。1日当たり3万人超のユーザーを獲得し、8月には120万人のユーザーが取引または利用した。米国のiPhone App Storeのファイナンスカテゴリーでは、Cash Appを上回って最高3位まで上昇し、Duneのデータによると、8月25日には1日当たりのトレーダー数が過去最高の10万7000人に達した。月間取引量は6月の5億ドルから7月には15億ドルに増加し、8月は28億ドルのペースで推移した。先週のFomoの週間取引量は過去最高の10億6000万ドルに達し、このうちソラナ分は3億5656万ドルだった。月間売上高は約1700万ドルで推移しており、年換算ランレートは2億ドルを超える。Fomo Webは現在、プラットフォーム取引量の約25%を生み出しており、Fomo Perpetualsも成長を続けている。また、ソーシャルファイとミームコイン取引を巡ってPump.funとの競争が激化する中、8月にはClans機能を開始した。出資者には、2026年6月に評価額5億5000万ドルで7500万ドルのシリーズBを主導したIndex Venturesのほか、Union Square VenturesとBenchmarkが名を連ねる。Fomoはソラナの取引プラットフォームのスポット取引量で46%のシェアを占めている。