ケビン・ウォーシュ氏、就任100日目にFRBの政策見直しと7原則の枠組みを提示

  • ケビン・ウォーシュ氏は8月28日のジャクソンホールで、5つのタスクフォースによる見直しを発表し、金融政策に関する7原則の枠組みを提示した。
  • PCEインフレ率は前年比または年率換算ベースで3.7%、6カ月または半期ベースで4.1%とされ、失業率は4.1%だった。
  • 見直しではインフレ目標2%を維持し、フォワードガイダンスへの依存を減らすとともに、データ、コミュニケーション、バランスシート政策を再評価する。

米連邦準備制度(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は、就任100日目に当たる8月28日のジャクソンホールでの基調講演で、中央銀行の運営、モデル、分析基盤を包括的に見直すと発表するとともに、金融政策に関する7原則の枠組みを示した。見直しでは5つのタスクフォースを設置し、インフレ・フレームワーク、経済指標、生産性と雇用の測定、コミュニケーション、バランスシート政策を検証する。ウォーシュ議長はインフレ目標2%を再確認し、短期金利を主要な政策手段として重視するとともに、フォワードガイダンスへの依存を減らし、リアルタイムの高頻度指標を重視する姿勢を示した。FRBが重視する物価指標であるPCEインフレ率は、引用された指標に応じて前年比または年率換算で3.7%、6カ月ベースまたは半期ベースで4.1%と報告され、失業率は4.1%、企業設備投資は4四半期で約9%増加していた。市場は発言をタカ派的だが穏健と受け止め、早ければ9月にも利上げが実施される可能性を織り込んだものの、結果については不確実性が残った。

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