アクティビスト投資家のエリオット・インベストメント・マネジメントが、パリに本拠を置く産業ガス会社エア・リキードの株式を取得し、利益率の改善とリンデやエア・プロダクツ・アンド・ケミカルズとの競争力強化を経営陣に求めているとの報道を受け、エア・リキード株は約3.8%上昇した。事情に詳しい関係者によると、エリオットは数カ月にわたりエア・リキードと協議しているが、保有比率は明らかになっていない。アナリストらによると、エア・リキードとリンデの利益率格差は9ポイントに拡大しており、リンデの業務最適化計画が奏功していることを反映して、今後もしばらくその水準が続く可能性がある。欧州株は9月初めにおおむね横ばいから上昇して推移しており、原油価格の上昇がエネルギー株を支える一方、インフレ懸念と欧州中央銀行(ECB)による追加利上げ観測を強めている。