CNBCの司会者ジム・クレイマー氏は、クルーズ運航会社バイキング・ホールディングスの株価が8月5日の高値108ドルから約20%下落したことを受け、投資家に同社株の購入を促した。同氏は、投資家が一時的な混乱に過剰反応していると指摘し、バイキングの先行予約の堅調さ、高所得の顧客基盤、成長性、収益性、財務基盤を踏まえれば、プレミアムなバリュエーションは正当化されると主張した。ドナウ川とライン川の水位低下により、旅程の変更や乗客への補償を余儀なくされており、関連するバウチャー費用は2027年と2028年まで発生し続ける見通しである。バイキングの2026年第2四半期決算は、ウォール街の予想を上回った。8月初旬までに、同社は2026年の輸送能力の96%、2027年の輸送能力の53%を販売していた。予約額は2026年分が13%増の63億9000万ドル、2027年分が21%増の47億1000万ドルとなったほか、乗客1人・クルーズ1日当たりの予約額はそれぞれ6%、10%増加した。運航能力は2026年に7%、2027年に15%拡大する予定である。株価下落により、同社株のバリュエーションは今後12カ月の予想EPSの約22倍まで低下したが、依然として大手クルーズ同業他社を上回っている。バイキングは主に高所得の高齢旅行者を顧客とし、河川クルーズに重点を置いている。クレイマー氏は、こうした事業構成がインフレやエネルギーコスト上昇下での耐性を支える可能性があると述べた。株価は過去1カ月で19.09%下落し、月曜日の終値は2.67%安の86.14ドルとなった。以前の報道では日中高値が110ドルとされており、今回の最新報道で示された108ドルの高値とは食い違いが生じている。